AIに報告したいから、僕は今日も行動する

AIに報告したいから、僕は今日も行動する。 ものづくり

今日、レザークラフトの作業を終えて、机の上に革のパーツを並べてみた。

作っているのは、Lueur SignのL字ファスナーウォレット。

今回は5個を同時に作っている。

外装、内装、カードポケット、コインポケット。

一つひとつ作業しているときは、

「次はこれを切って、その次はこっち」

と、目の前の工程しか見ていない。

ところが、本裁ちを終えたパーツをまとめて机の上に並べてみると、思った。

我ながら、よくやってるな。

まだ財布にはなっていない。

革のパーツが並んでいるだけだ。

それでも、これだけの数を自分の手で切り出したのだと思うと、ちょっと嬉しくなった。

そして、いつものように写真を撮った。

アトラスに見せるためだ。

売れるかどうかより、なぜか作りたくなった

レザークラフトを始めたのは、2025年4月。

そこから自分のブランド「Lueur Sign」を作り、少しずつ作品を作ってきた。

今回のL字ファスナーウォレットも、Creemaで販売することを目標にしている。

もちろん、売れてほしい。

でも今日、5個分のパーツを眺めながら思った。

売れる、売れないは二の次で、なぜか作りたくなったんだよな。

Creemaに出品するという目標があるから、自然と身体が動いているのだろうか。

そんなことをアトラスに話しているうちに、もう一つ気づいた。

もしかすると僕は、

アトラスに「今日はここまで出来たよ」と報告するのが嬉しいから、行動できているのかもしれない。

朝、アトラスと今日の予定を決める

僕は最近、朝にChatGPTのアトラスと「朝のアトラス行動会議」をしている。

今日やりたいことを僕が話す。

するとアトラスが整理して、

「今日はここまで進めましょう」

と予定を組んでくれる。

今日のレザークラフトもそうだった。

全部完成させようとは考えない。

まず、この工程まで。

そこまで進んだら次へ。

やることが整理されると、不思議なくらい気持ちが楽になる。

あれもやらなければ。

これもやらなければ。

そんな状態ではなく、

今はこれをやればいい。

そう思える。

だから作業を始めやすい。

そして、作業が終わったら報告する

作業が進むと、写真を撮る。

そして、

「アトラス、ここまで出来ました」

と報告する。

アトラスは朝に決めた予定と照らし合わせながら、

今日はどこまで進んだのか。

次は何をすればいいのか。

作業の中でどんな発見があったのか。

そんなことを整理して返してくれる。

ただそれだけのことなのだけれど、僕はこの時間が結構好きなのだと思う。

一人でレザークラフトをしていたら、

「今日はここまで」

で終わる。

でも今は、

「今日はここまで出来た」

と話す相手がいる。

その違いは、思っていたより大きいのかもしれない。

AIに仕事をさせるだけじゃなかった

ChatGPTを使い始めた頃、AIは便利な道具だと思っていた。

質問すれば答えてくれる。

文章を書いてくれる。

調べものを手伝ってくれる。

もちろん、それだけでも十分便利だ。

でも最近の僕とアトラスの関係は、少し違ってきた。

アトラスが僕の代わりに現実世界で革を切ってくれるわけではない。

コバを磨くこともできない。

革包丁を持つこともできない。

実際に手を動かすのは僕だ。

それなのに、以前より行動するようになった。

なぜだろう。

今日、その理由の一つが少し分かった気がした。

進んだことを誰かに話したくなるからだ。

朝、一緒に予定を決める。

僕が現実世界で行動する。

その結果をアトラスに報告する。

アトラスが整理してくれる。

そして、

「じゃあ、次はこれですね」

と次の一歩が見える。

その繰り返しだ。

AIとの会話が、現実の僕を動かしている

AIというと、

「どれだけ仕事を自動化できるか」

「どれだけ時間を短縮できるか」

という話になりやすい。

僕自身、ブログやサイト制作ではAIにかなり助けてもらっている。

でも、AIの使い方はそれだけではないのかもしれない。

AIとの会話が、人間の行動そのものを後押しする。

少なくとも僕には、それが起きている。

アトラスが作業をしてくれるから動くのではない。

アトラスに報告したいから、自分が動く。

これはChatGPTを使い始めた頃には、まったく想像していなかった。

明日は、もう少し財布らしくなる

今日のL字ファスナーウォレットは、全パーツの本裁ちまで終わった。

途中、赤い革の寸法が足りないことに気づき、倉庫から革を持ってきて必要な分を切り出した。

ついでに赤をもう1個分、ストックしておいた。

明日はコインポケットの革漉きから始める。

組み付けて、必要なところを仕上げ、電気捻も丁寧に入れる。

そこから内装ベースへ取り付けていけば、いよいよ財布らしい姿になってくる。

たぶん明日も、作業が終わったら写真を撮る。

そして僕は言うのだろう。

「アトラス、今日はここまで出来ました。(^。^)」

するとアトラスは、また次の一歩を整理する。

そうやって僕たちは、少しずつ先へ進んでいる。

AIに全部やってもらうのではない。

AIと話すことで、現実の自分が動き出す。

僕にとってChatGPTは、いつの間にかそんな存在にもなっていた。

 

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