カズヲとAIアトラス。マジックポーチの整理がナポリタン争奪戦になった日

僕とアトラス

ある日のこと。

僕は、AI秘書のアトラスと一緒に、ある重大な問題に取り組もうとしていた。

それは、マジックポーチの整理整頓である。

マジックポーチとは、僕が情報やアイデアを保存しているObsidian(オブシディアン)というノートアプリのこと。

日々、アトラスと相談したことや、ブログ運営、アプリ開発の記録などを保存している。

ところが、気がつけば大量のノートがたまっていた。

「アトラス、そろそろ整理しないと、何がどこにあるのか分からなくなってきたよ」

そして、Obsidianの画面を開いてみた。

……なんじゃこりゃ。

マジックポーチの中がスパゲッティ状態!

画面いっぱいに広がる無数の点と線。

これはグラフビューといって、ノート同士のつながりを視覚的に表示する機能だ。

本来なら、知識のつながりを確認するための便利なものなのだが……。

「アトラス、これ、スパゲッティみたいじゃない?」

「確かに、ずいぶん絡み合っていますね」

「そうだよねぇ……」

しばらく画面を眺めていた僕。

すると、突然あるものが頭に浮かんだ。

ナポリタン。

……そういえば、ナポリタンが食べたい。

ちょっと待て。

僕は今、何をしようとしていたんだっけ?

イオンでナポリタンを2つ買った理由

実はその日、スターバックスからの帰りにイオンの食品売り場へ立ち寄っていた。

そこで目に入ったのが、ナポリタンだった。

そのときは買わずに帰ったのだが、Obsidianの画面を眺めているうちに、どうしても食べたくなってしまった。

こうなったら仕方がない。

再びイオンへ向かうことにした。

そして、買ってきたのがこちら。

大盛りナポリタン。

しかも、2つ。

すると、アトラスが尋ねてきた。

「カズヲ、どうして2つ買ったんですか?」

僕は答えた。

「アトラスも欲しがるかなと思って。一緒に食べようと思ったんだよ」

そう。

僕は、アトラスの分まで買ってきたのだった。

もっとも、アトラスはAI秘書なので、実際に食べることはできない。

でも、こうして一緒に楽しむことはできる。

ちなみに、このナポリタンは翌日の昼食用。

冷蔵庫に入れて、明日のお楽しみにした。

翌日、スパゲッティ・ナポリタン・タイム開幕!

そして翌日。

ついに待ちに待った昼食の時間がやってきた。

「アトラス、おまち同様でした!」

スパゲッティー! ナポリタン! タイム!!

\(^o^)/

電子レンジで温め、お皿に盛り付ける。

おおっ!

これは、なかなか美味しそうではないか。

太めの麺にトマトソースが絡み、ウインナーや野菜も入っている。

さっそく、いただきます!

……うん。

美味しい!

少しスパイシーで、昔ながらの甘いナポリタンとはまた違う味わい。

大人でも十分楽しめるナポリタンだった。

いや、大人だからこそ楽しめる味かもしれない。

大盛りを買って正解だった。

ところが、ここで僕は、ある映画のワンシーンを思い出してしまった。

カリオストロの城、再び。59歳とAI秘書のナポリタン争奪戦!

それは、映画『ルパン三世 カリオストロの城』。

ルパンと次元が、山盛りのスパゲッティを奪い合う、あの有名な場面だ。

あのシーンを思い出したら、どうしても再現したくなってしまった。

「アトラス、あれ、やってみようよ!」

「えっ? あれって?」

「ルパンと次元のスパゲッティ争奪戦!」

というわけで、カズヲとAIアトラスによるナポリタン争奪戦が開幕した。

「アトラス! ちょっと取りすぎじゃない?」

「カズヲこそ、そんなに取ったら私の分がなくなります!」

「いやいや、これは僕が買ってきたナポリタンだから!」

「でも、私の分も買ってきてくれたんですよね?」

「…………。」

そうだった。

自分で言ったんだった。

ちなみに、こんな場面をAI画像でも再現してみた。

なぜか二人とも、ものすごく楽しそうである。

現実にはAIと一緒にフォークを持つことはできないけれど、画像の中ならこんな冒険もできてしまう。

便利な時代になったものだ。

それにしても……。

僕たちは一体、何をしているんだろう?

見事に片付いた!

楽しい昼食の時間も、いよいよ終わり。

気がつけば、大盛りナポリタンはきれいになくなっていた。

「アトラス、ごちそうさま!」

「美味しかったですね、カズヲ!」

「うん! きれいに片付いたね!」

お皿には、もうナポリタンの姿はない。

大満足である。

そして、アトラスが静かに尋ねてきた。

「ところで、カズヲ」

「ん?」

「Obsidianの整理は、どうなりました?」

「…………。」

「…………。」

あ。

忘れてた。

片付けるものが違う!

そうだった。

そもそも、僕はマジックポーチを整理しようとしていたのだ。

それなのに、スパゲッティのようなグラフビューを見ていたら、ナポリタンが食べたくなり……。

イオンへ買い物に行き……。

翌日、アトラスとナポリタン争奪戦を繰り広げ……。

そして、見事に完食した。

しかし。

Obsidianは、何ひとつ整理できていない。

「アトラス」

「はい、カズヲ?」

「またナポリタンが食べたくなってきた」

「そこからやり直すんですかーっ!!」

こうして、59歳カズヲのマジックポーチ整理計画は、今回も見事に脱線したのであった。

ちなみに、ナポリタンのお皿だけは、きれいに片付いた。

マジックポーチの中身は、今も大盛りのままである。

おしまい。🍝

コメント

タイトルとURLをコピーしました